宮城県から来院、ギブス固定後に歩行治療へ変更

長野県飯田市でアキレス腱断裂保存治療、
アキレス腱断裂歩行治療を行っている、
「パンダ先生」こと、いいだ整骨院の原です。

今回は、宮城県からお越しいただきました
患者さんの症例になります。2週間以上
ギブス固定された後に歩行治療へ変更しました。

早期に歩行治療へ変更したほうがいいと
改めて感じた症例です。


29年2月22日 バスケットボール中に左アキレス腱を断裂
救急車で病院へ、シーネ固定

3月3日 他の病院でギプス固定に

7日 当院へ相談の電話、急遽私が東京に行き治療することに

11日 超バレリーナ肢位のギプス固定で松葉杖歩行
東京でギプスカットし歩行療法に変更


ギプス固定の状態:超バレリーナ肢位(尖足位)
ヒールがついているが足を着くことはできない

ギブス固定

ギプスをカット

ギブスカット後

左アキレス腱は断裂部が架橋され癒合が始まっている
むくみ、腫れのために、アキレス腱はクリアーではない

断裂部が架橋され癒合が始まっている アキレス腱断裂部

超バレリーナ肢位固定だったため、
足先を上げ歩行できる肢位に持っていこうとしたが動かない

ギプス固定除去した直後の足関節の位置:これでは足を着いて歩けない

1時間ほどかけて
足を挙上し、ふくらはぎのむくみの改善を計ったり
足底部と足関節、ふくらはぎに刺激を入れたりして

足先を上げていき
足関節の角度を底屈10度に持って行った

その位置で固定し歩行を開始できた

歩行治療

ギプス固定の足関節の角度が強い底屈位(超バレリーナ肢位)であったため、
歩行肢位に戻すのに1時間以上を要した。

断裂直後ならすぐ歩行用固定を行えるが
足関節の拘縮が始まっており、
ふくらはぎにむくみがあるので
足首の角度を歩行可能な角度に戻すのに難渋した。

アキレス腱は(バレリーナ肢位)尖足位でないとつかないと思われていて
尖足位でギプス固定するのが一般的だが
今回は超バレリーナ肢位だった。

この状態の固定が長くつつけば
足関節の拘縮、循環不全、足裏への刺激がないための神経機能低下が起こり
治るのに長期間かかることになる。

2週間半足を着いていないので
少しずつ足慣らししながら
ゆくゆくは30分から1時間のウォーキングをやっていただく様にお願いした。
(最初から歩行療法だったら、すぐこのウォーキングを開始する)

歩行療法は固定直後からリハビリする治療法なので
超早期に治る治療法です。
保尊療法、手術療法で尖足位にギプス固定されている方、
歩行療法へ変更した方が早く治ります。ご連絡ください。

また、後遺症で悩まれている方の治療も行っています。ご連絡ください。

アキレス腱断裂・再断裂でお困りの方

アキレス腱断裂でお困りの方、
周囲に困っている方がいらっしゃいましたら
まずお電話下さい。

■当院へのご連絡

電話番号:0265-25-1008

※スマートフォンの方は、上記の番号をタッチでお電話いただけます


■休診時のアキレス腱断裂の方のご連絡

携帯番号:090-1693-1175

※スマートフォンの方は、上記の番号をタッチでお電話いただけます

※お電話でお問い合わせの方は
「HPを見た」「アキレス腱断裂」とお伝え下さい

いいだ整骨院のホームページでは、アキレス腱断裂の患者様が
少しでも参考になる情報を配信しております。
まだ覚悟か決まらない方は判断材料にどうぞ御覧ください。

■Youtubeで「アキレス腱断裂歩行治療レポート動画」を配信中

■「アキレス腱断裂歩行治療を受けた患者様の声」を掲載中

 

Follow me!