アキレス腱断裂手術後でも、早急に歩行治療に!(2)
長野県飯田市でアキレス腱断裂保存治療、
アキレス腱断裂歩行治療を行っている、
「パンダ先生」こと、いいだ整骨院の原です。
今回は前回ご来院頂きました、兵庫県からお越しの
患者さんの後日経過になります。
投稿日 : 2016年10月1日「アキレス腱断裂手術後でも、早急に歩行治療に!(1)」ブログ記事 |
9月19日 前泊、ホテルで固定除去
20日 2度目の来院(下写真)
右アキレス腱は以前の断裂し手術。
左アキレス腱周囲にむくみがある。アキレス腱は太い状態。
左足首、甲の部分にむくみがある。
この症例は手術をしたこと、
再断裂をしたことでアキレス腱は太い状態になっている。
むくみが改善すると今よりは細くなる。
(初めから歩行療法を行えばアキレス腱は太くならずに柔らかく治癒する。)
この症例は手術後に尖足位(バレリーナ肢位)で
ギプス固定をしていたために、
歩行療法に切り替えた時も杖を突かなければならなかった。
(歩行療法を最初から行えば杖は必要がない)
それでも8月末頃には杖無しで歩行が可能になった。
手術後(7月4日)で8月14日の再断裂でも
8月16日~9月20日の5週間の歩行しながらの固定である。
今後1~2週間変えてがに股歩行から正常歩行へもどす。
固定除去後2か月で軽スポーツ開始となる。
アキレス腱断裂は歩行することで早期に癒合し後遺症を防ぐ治療法である。