アキレス腱断裂後のむくみ改善の方法
長野県飯田市でアキレス腱断裂の歩行治療を行っている、「パンダ先生」こと、いいだ整骨院の原です。今回は、アキレス腱断裂後のむくみの改善方法をご紹介致します。歩行治療でも「むくみ」を如何に防ぐかが重要になってきます。
歩行治療の固定法
そもそもアキレス腱断裂の歩行療法の固定法は、ただ歩きやすく固定するだけでは無く、むくみをなるべく抑制するように軽度の圧迫が加わるように配慮しています。
固定除去をした後、むくみ予防の圧迫が外れるのでむくみが強くなる。もちろん固定期間中にふくらはぎの収縮は起こらないので、静脈の膨隆が起こり易く、循環障害(むくみ)が悪化しているためです。
むくみの解決方法とは
固定除去後に適切な圧迫(適切な圧迫力・全体に均等な圧迫)が必要になる。圧迫力は10hPa程度の弱い圧迫力です。均等に圧迫できず、一部の圧迫が強いとそこで循環不良が起こるので注意が必要です。
伸縮包帯をうまく巻いていないとむくみは悪化するし、上手く巻いていてもずれて来て、部分的な圧迫がおこるとやはりむくみが悪化します。
むくみ解消法
そこで、ゆる~い靴下をはき、薄い伸縮包帯をゆるく均一の圧迫に巻いて伸縮包帯がずれないようにゆったりしたネット包帯で止める。くれぐれも、サポーター・ストッキングのような圧迫力の強い靴下を装用していけません。かえってむくみが強くなりますので注意してください。
- ゆるい靴下をはく
- 薄い伸縮包帯を均一に巻く
- ずれないよう、ゆったりしたネット包帯で止める
【注意】サポーター・ストッキング・圧迫力の強い靴下は使用しない
まとめ
今回は、むくみの改善方法をご紹介しましたが、わかりましたでしょうか?しっかり固定することだけが良いことばかりではありません。アキレス腱歩行治療のように軽く適度に動かすことも「むくみ対策」になります。動かし、むくみ対策を行うことで、血流循環を良くしより早く治すことが可能です。
今回はブログで解決法をご紹介しましたが、「詳しく聞きたい」「実際にやってほしい」方は下記からご相談ください。
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