他院でギプス固定、20日間足をついていなかった症例(岡山県から来院)
長野県飯田市でアキレス腱断裂保存治療、
アキレス腱断裂歩行治療を行っている、
「パンダ先生」こと、いいだ整骨院の原です。
今回は遠くはるばる岡山県から
お越しの患者さんの症例です。
症例内容は、右アキレス腱断裂後他院で固定し
20日間地に足をついていないという症例です。
28年09月11日バスケットで負傷
16日病院で膝上からのギプス固定
17日当院に相談の電話、「足の甲が痛くてつらい」
多くはむくみのためなので足の挙上をおすすめし、
来院を促したが遠方ということで躊躇。
18日痛みが続いたため病院でギプスシャーレ(短くして半分に切って)固定し直し
30日経過が良くないと当院へ来院。 固定変更し歩行開始。
来院時の固定の状況
最初の固定時に足の甲が痛くつらかった。
ギプスシャーレ後、痛みは無くなったが中指(趾)に
力が入らず上がらない状態。
ギプスによる神経圧迫で軽い麻痺と思われる。
時間が経てば回復すると伝えた。
むくみの為、アキレス腱は見にくい
20日間松葉杖歩行で足を着いていなかったので、
まず足に荷重歩行できるようにする。
足の裏の感覚、足首の動きを歩行できる状態にする。
立つことも難しいかったが歩行が可能になる。
歩行療法固定して、階段昇降も可能に
遠方で再来院が難しいとのことで自己で固定を除去するということになり
再断裂を防ぐため固定期間を長くして6週間後の11月11日に固定除去予定とした。
後日11月1日にメールがありました。
「固定をいったん外してみたが断裂部が凹んでいて付いていないのではないか」との訴え。
電話をして、絶対大丈夫と告げ、
むくみがあり凹んでいることもあると説明したが不安な様子。
11月11日メールで画像を送っていただいた。きれいに着いている。
が、まだ不安を訴えられていたので、
アキレス腱の確認の方法を図を描いて(へたな図、字で)をメールで送る。
「ついてました!!」の電話あり。
アキレス腱は今まで思われているより、世界的に考えている常識より
「はるかに着きやすい」「早く着きます」
当院では受傷後2週間放置してあった例や
歩行療法での固定を3週間で取ってしまった例など診ていますが
すべて問題なく治っています。
それほど「アキレス健断裂は治りやすいケガ」なのです。
11月11日に頂いたメールの写真(10日固定除去)
図の説明
「すねの外側と内側から親指と人差し指で骨のへりに触れながら、
アキレス腱の後側をつまんでください。上から(ふくらはぎの方)でつまんでから下(踵)の方へだんだんつまみながら下ってくると
つながっているのが判ります。
この症例はギプスがきつく軽度の神経麻痺を起こしていたことと
20日間足を着いていなかったこと
初診のみの診察だったために固定除去までに長期を要したが、
断裂直後の歩行療法開始なら4週間の固定で良好な経過を取る。
今回の様に遠方からだと、どうしても躊躇してしまいます。
しかしアキレス腱断裂治療は、断裂後早めに行うことが
望ましい為、まずはお電話でご相談下さい。
電話番号:0265-25-1008
※スマートフォンの方は、上記の番号をタッチでお電話いただけます
お電話でお問い合わせの方は「HPを見た」とお伝え下さい
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