ギプス固定からアキレス腱断裂歩行治療へ
長野県飯田市でアキレス腱断裂保存治療である
アキレス腱断裂歩行治療を行っている
いいだ整骨院の原です。
2ヶ月ほど前に八王子からご来院頂きました、患者さんのレポートになります。
10月13日バスケットボールプレイ中に左アキレス腱断裂。当日他院にてギプス固定。
11日後の24日に八王子より来院。
一般的な尖即位で膝下ギプス固定
ギプス除去直後。左下腿全体にむくみとはれがある。
アキレス腱部の陥凹は蝕知できず。アキレス腱が着き始めている。
外側は皮下出血が少ない。
内側下部に皮下出血が多く認められた。
歩行用固定を行い歩行開始したが、
10日間のギプス固定が尖即位だったためと、むくみが強いために、
アキレス腱部のツッパリ感が出て、すぐには歩行が出来ず、
10分間ほどの歩行練習で漸く安心して歩けるようになりました。
(はじめは、がに股の角度を大きく取り、つま先を外側にして小股で歩行、
徐々に荷重を増やして大股であるけるようになった)
アキレス腱断裂歩行治療の強みでもあるが、帰りには
当院の入り口の階段を苦も無く降りていけるようになった。
足を10日間も着かないでいると
むくみもつよくなり、足底への機械的刺激がないために、歩行しずらくなる。
また、長期に渡り足をつかないと、むくみが強くなり、関節の拘縮、循環障害を起こすので
アキレス腱の癒合も悪く、関節の回復も遅くなるなどの問題を起こす。
アキレス腱断裂保存歩行療法はこのような問題を起こさずに早期に回復する。
この症例では今後4週間の固定を予定している。
次回はこの患者さんの経過をご報告いたします。