22歳男性、手術後再断裂した症例

長野県飯田市でアキレス腱断裂保存治療、
アキレス腱断裂歩行治療を行っている、
「パンダ先生」こと、いいだ整骨院の原です。

今回は、右アキレス腱断裂した、東京都の
22歳男性になります。治療も当院ではなく
東京で行いました。


3月3日   右アキレス腱断裂
9日    手術 ギプス固定
4月    初めに固定除去
6ヶ月半後 9月25日再断裂


同日、東京で固定し歩行療法を開始。

受傷当日で腫れ、むくみが出る前で断裂部の陥凹が視認できた。
私の指が陥凹部にすっぽり入る状態。
手術痕の最下部の断裂。

再断裂の原因として考えられる点は3つ、
早く動きたいとの患者さんの要望で手術で強固にアキレス腱を縫い合わせたこと
(アキレス腱が硬くなってしま傾向がある)

術後3日目頃から足首を動かす運動を開始したこと
(早期に運動を開始するとアキレス腱が太く硬くなってしまう)

③ふくらはぎのむくみがあったこと
(ふくらはぎがむくんでいると筋肉が伸びにくくなり、アキレス腱を引っ張ってしまう)

25日再断裂の後電話があり(東京へ出かけようとしていた1時間前に)
夜9時半に東京で治療と言う話になった。

手術後の再断裂のため、6から8週間の固定を予定している。
初回であれば4週間の固定である。

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指の部分が陥凹部、手術痕は内側で見えない。(写真を撮るのを忘れた)

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固定直後から杖なし歩行開始

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